チビの話
こんにちは、ユニオシです。
わたしのハウスオーナーは子犬を飼っています。名前はチビ。
最初は手足が細くてお腹はパンパンの正真正銘の赤ん坊だったけど、数ヶ月が過ぎた今、めちゃくちゃ逞しくなっています。
毎週レント払いに行くたびに筋肉質になっている。
そのチビが、他のお家に貰われに行くことになりました。
飼い主が高齢なこともあり、あまりに元気すぎるチビをお世話しきれなくなってしまったとのこと。たしかにチビは子犬であることを除いてもかなりパワフルでヤンチャなワンちゃんだと思う。
正直その話を聞いて「なんて無責任な…」と思った。遊びや散歩に付き合いきれないのなら、私が空き時間に引き受けようかとも提案した。だけどハウスオーナーに話を聞いたら、しっかり覚悟をした上での選択であることがよく分かった。
「すごく可愛くて賢くていい子なの...でもわんぱくすぎて、私が疲れて体調を崩しちゃうの」って涙を浮かべてた。毎日カリカリじゃないごはんを作ってあげて、湯たんぽをベッドに入れてあげて、犬のトレーニング学校にも通わせて、たしかにすごーく可愛がってたな...
チビは元気いっぱい遊べるおうちへ、ハウスオーナーはリラックスできる生活へとお互いに幸せなれる決断をしたんだなと思い直しました。
一生懸命向き合ってもどうにもならないことってあるんだな…寂しいけど必要な選択もあるんだな。
チビ〜、短い間だけど遊んでくれてありがとう。お前は可愛くて賢い子だからきっと新しいおうちでも可愛がられることでしょう
ユニオシ